オミナエシ(アワバナ, オミナメシ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

オミナエシ(アワバナ, オミナメシ) 

学 名

Patrinia scabiosifolia Fisch. ex Trevir. 

科 名

スイカズラ Caprifoliaceae 

旧科名

オミナエシ VALERIANACEAE 

園内の花

解 説

高さ60~100cm。黄色いアワ粒のような花がたくさん集まって、規則正しく対生し枝分かれした花序に咲く。ひとつの花は直径3~4mm、先は5つに裂け、雄しべは4本である。かわいい花だが集まれば悪臭有り。果実はこぶはあるが翼はつかず、種子ができるのは子房の3つの部屋のなかのひとつだけ。 

自然分布

北海道・本州・四国・九州に分布し、本州中部では標高800~1,600mあたりが目安になる。 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

秋の七草のひとつ。また、お盆にそなえる花としても親しまれてきた。 

名前の由来

しなやかで優しい花の姿からオミナエシ(女郎花)といわれる。 

園内区画

山地草原(高地性)山地草原(低地性)砂礫地植物(海岸性)冷温帯落葉広葉樹林温帯資源植物 東、圃場 

「おすすめ」
登場回数

55

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花 全形
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花 全形

撮影場所
山地草原(低地性)
撮影日
2006.8.4
撮影者
佐藤絹枝