ヤマハギ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

ヤマハギ 

学 名

Lespedeza bicolor Turcz. var. bicolor 

科 名

マメ Fabaceae/Leguminosae 

旧科名

マメ FABACEAE 

園内の花

解 説

山野に生える落葉低木。高さは約2mで、枝はほとんどしだれない。毎年数十cm伸長し、先で細かく分枝して花をつける。冬季におよそその半分が枯れるが、残った茎の頂部付近から翌年また一斉に枝を伸ばす。これを毎年繰り返すと根元から枯れてしまい、次の新しい主軸と交代する。 

研究者ノート

本種の生長様式は興味深いものがあります。毎年数10cm伸長し、先で細かく分枝して花をつけます。そして冬季におよそその先半分が枯れてしまいます。残った茎の頂部付近から翌年また一斉に枝を伸ばします。このことを数年くり返すと根元から枯れてしまい次の新しい主軸と交代します。(八田洋章) 

自然分布

北海道・本州・四国・九州、朝鮮・中国(東北部・北部)・ウスリー 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

庭木、花材 

名前の由来

古い株から芽を出す様子から生え芽(ハエキ)、ハギとなった。 

園内区画

山地草原(低地性)低木林(高地性)教育棟絶滅危惧植物温帯資源植物 東 

「おすすめ」
登場回数

45

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花
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撮影場所
山地草原(低地性)
撮影日
2007.8.9
撮影者
佐藤絹枝