キキョウ(アリノヒフキ, キチコウ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

キキョウ(アリノヒフキ, キチコウ) 

学 名

Platycodon grandiflorus (Jacq.) A.DC. 

科 名

キキョウ Campanulaceae 

園内の花

解 説

茎の高さは40~100cmで、傷つくと白い液を出す。葉は主に互生し、葉柄は無く長卵形、裏面は白色を帯びる。花は茎頂につき、大きく鐘形で青紫色である。園芸品では八重咲き、白花もある。万葉集で秋の七草とよばれるアサガオはこの花といわれている。東アジアの温帯に分布していて、日当たりのよい山野の草地にはえる。多年草。 

自然分布

北海道・本州・四国・九州・琉球(奄美諸島)、朝鮮・中国・ウスリー 

絶滅危惧ランク

絶滅危惧Ⅱ類 (VU) 

日本固有

筑波山分布

利 用

花は観賞、根は漢方薬として古くから栽培されている。 

名前の由来

漢名の桔梗の音読み。 

園内区画

山地草原(低地性)冷温帯落葉広葉樹林絶滅危惧植物、圃場 

「おすすめ」
登場回数

34

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花
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撮影場所
山地草原(低地性)
撮影日
2007.8.1
撮影者
佐藤絹枝