タヌキマメ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

タヌキマメ 

学 名

Crotalaria sessiliflora L. 

科 名

マメ Fabaceae/Leguminosae 

旧科名

マメ FABACEAE 

園内の花

解 説

日当たりのよい草地に生える、高さ20-70cmの一年草。茎は直立し、植物全体に褐色の長い毛を有す。葉は日本に生えるマメ科植物にはまれな、小葉1枚から成り、長さ4-11cmの線形をしている。茎の先に2-20個の青紫色の花をつける。褐色の長毛を密にはやした萼は、長さ1cmほどで花の基部をおおい、花の後はさらに1.5cmほどに成長し、豆果を包む。豆果は熟すと割れ、中から多数の種子を出す。 

自然分布

本州(東北地方南部以西)・四国・九州、朝鮮・中国・東南アジア・インド 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

薬用 

名前の由来

果実が褐色の毛を持つ萼に包まれた様子を種木に見立てた、また、花を前から見た様子が獣に似ていることからタヌキマメとなったといわれている。 

園内区画

山地草原(高地性) 

「おすすめ」
登場回数

9

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果実
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果実

撮影場所
園内自生
撮影日
2006.8.25
撮影者
佐藤絹枝