水草展2024~水草がつなげる世界~国立科学博物館 筑波実験植物園

2024年8/8日(木)~8/18日(日) ※期間中休園なし

※諸事情により、イベント内容が変更または中止になる場合がございます。最新情報はホームページでご確認ください

生物や環境、そして人―水草がつなげる水辺の世界をさまざまな角度から紹介します。動物との関係に驚き、人とのつながりに未来を感じる、水草と生物が満載の体験型展示です。水草タッチプール、アクアリウム作り、食虫水草・魚のエサやり、珍しい水草の観察、美しい水槽など。見て触れて楽しみ、水草の不思議な世界でつながりましょう!

みんなで植える水草水槽

ご来場の方に水草を植えていただき、会期中に水草水槽を完成させます。
いつでもどなたでも、参加歓迎です。写真は、前回(2021年)の初日と最終日の水槽の様子です。さて、今年はどんな水槽ができるのでしょうか。

教育棟にて毎日開催
08.15
2021年水草水槽
  • 2021年8月6日2021年
    8月6日
  • 2021年8月15日2021年
    8月15日

展示

【会場】教育棟

水草の美しさを楽しむ

日本を代表するプロレイアウターによる水草水槽を展示します。

水草の美しさを楽しむ。日本を代表するプロレイアウターによる水草水槽(01)

協力(五十音順)

  • 上野 知明(アクアテイクE)
  • 太田 佳宏(アクアテイクE)
  • 奥田 英将(ビオグラフィカ)
  • 小野寺 啓介(color)
  • 越智隼人(Aqua grass)
  • 佐藤 恭優(アクアリウムショップアース)
  • 助川 浩之(AQUA MODO INFINITY)
  • 鈴木 秀一朗(SENSUOUS)
  • 高橋 華恵(フロレスタ)
  • 千葉 伸一(e-scape)
  • 轟 元気(e-scape)
  • 早坂 誠(エイチ・ツー)
  • 日向 慧(アクアリウムショップアース)
  • 藤森 佑(フロレスタ)
  • 森 翔太(EMAS DESIGN)

【会場】教育棟

みなさんがレイアウター!みんなで植える水草水槽

期間中毎日開催/無料

ご来場の方に水草を植えていただき、会期中に水草水槽を完成させます。
いつでもどなたでも、参加歓迎です。

みなさんがレイアウター!みんなで植える水草水槽(01)

ワークショップ

【会場】教育棟

自分だけのアクアリウムをつくろう

小さなガラスの器で水草を育てて、水中の生態系を観察しましょう。
子供も大人も楽しいアクアリウムづくり体験です。

自分だけのアクアリウムをつくろう(14)
会場
教育棟
日時
毎日(予約不要)9:00~16:00

制作時間は30分程度です。
混雑具合により、お待ち頂く場合があります。

費用
※要材料費(1000円~各種)

展示

【会場】研修展示館

水草が環境をつくる

アマモ場、岩礁、水田、マングローブ、湧水河川などの環境を再現して、水草と生物のつながりを解説します。見るだけでなく、実際にさわったり、体験したりしながら、様々な環境に生息する多様な生物と水草のつながりについて知識を深めましょう。

  • 岩礁:海草の根元に生息する生物の観察コーナー
  • 水田:水草と生物の環境再現コーナー
  • 湧水河川:湧水の水草と生物の環境再現コーナー
水草が環境をつくる(03)

水草なしでは生きられない!?

水草を使って水面に巣をつくる鳥:カイツブリ、水草を使って水中に巣をつくる魚:イバラトミヨ、水草に産卵し、時には水草から酸素を取り込むゲンゴロウの仲間、水草に産卵する魚や昆虫、水草を食べるさまざまな生物などを、生体や映像、標本などで展示します。水草との深いつながりにきっと驚きます。

水草なしでは生きられない!?(04)

水草をつなげる生物

水草同士をつなげるのは、水、そして生物です。特に、花粉を運んでもらうための仕組みを紹介します。

水草をつなげる生物(05)

人とつながる水草、人をつなげる水草

人も水草も水辺で生活してきました。
食べ物、薬、衣類、住居、道具、肥料、便所紙、装飾、鑑賞、儀式などなど、毎日のように使っているものから、レアなものまで、水草と人のつながりの多様性を紹介します。

人の生活とつながりが深いために、絶滅の危機に瀕している水草も多くあります。一方で、それを守るために人がつながり、水草と人の新たな共存関係が生まれつつあるものも。絶滅危惧種や外来種、新たな生育地や保全方法など、最新の研究から人と水草の未来を考えます。

人とつながる水草、人をつなげる水草(06)

体験

【会場】研修展示館1F

アマモ場タッチプール

「海のゆりかご」と呼ばれるアマモ場には、たくさんの生き物が集まります。
そっと触れて生き物のつながりを感じてください。

アマモ場タッチプール(07)

【会場】研修展示館1F

食虫水草ムジナモ・タヌキモにエサをあげよう

パクッと食べるムジナモ、シュッと吸い込むタヌキモ。ムジナモは、牧野富太郎も愛した、全国的にも希少な水草です。
顕微鏡を見ながらエサをあげるという、おそらく日本初の企画です。貴重な体験をぜひこの機会に。

食虫水草ムジナモ・タヌキモにエサをあげよう(08)

【会場】研修展示館1F

岩礁の海草と生き物の観察コーナー

岩場に固着する海草の根元に生活する、小さな生物を観察できます。

岩礁の海草と生き物の観察コーナー(09)

【会場】研修展示館1F

水草のミクロの世界:浮く仕組みを顕微鏡で観察

水に浮いたり、水を弾いたり、水になじんだりして生きている水草。 そのミクロの世界を顕微鏡で観察してもらいます。

水草のミクロの世界:浮く仕組みを顕微鏡で観察(10)

【会場】研修展示館2F

世界最小の花‘ミジンコウキクサ’を観察しよう

世界最小の種子植物は、楕円体! 世界最小の花も咲かせます。
※開花しないこともあります。あらかじめご了承ください。

世界最小の花‘ミジンコウキクサ’を観察しよう(11)

【会場】研修展示館前の芝生エリア

「触って楽しむ」水草タッチプール

水草が水に浮くしくみを、水面に手を入れて、触ったり観察したりしながら、楽しく学べます。

「触って楽しむ」水草タッチプール(12)

クイズラリー

【会場】研修展示館1F・2F

水草について考えよう:水草クイズラリー

クイズに答えながら、水草展の会場を巡ります。
参加いただいた方にはオリジナルグッズを差し上げます。

水草について考えよう:水草クイズラリー(13)

セミナー[植物研究最前線]

【場所】研修展示館3階 セミナー室

水草はつながり、つなげる

水草は生物や環境、さらには人と様々な形でつながっています。驚くような関係性とともに、水辺と人をつなげる水草の未来も紹介します。生きた水草の観察と合わせて、水草と生き物、人と水辺の楽しいつながりを感じましょう。

日時
8月17日(土)13:30~15:00
講師
田中法生(国立科学博物館 筑波実験植物園)
開催場所
研修展示館3階 セミナー室
対象
高校生以上
定員
28名(事前予約要)
申込方法
開催日の1ヶ月前から電話予約
TEL:029-851-5159

オリジナルグッズ販売

【会場】ミュージアムショップ

かはくオリジナル水草グッズ(Tシャツ、トートバック、マグカップ、コースターなど)を販売します。
※画像は2021年のもの

かはくオリジナル水草グッズ(15)

概要

期間
2024年8月8日(木)~8月18日(日)
11日間 ※期間中休園なし
開園時間
9:00~17:00(入園は16:30まで)
開催場所
国立科学博物館 筑波実験植物園
教育棟、屋外
入園料
一般 : 320円
高校生以下および65歳以上は無料
団体:250円(20名以上)
リピーターズパス:年会費1500円
みどりのパス:年会費900円
障害者手帳をお持ちの方及びその介護者1名無料
主催
独立行政法人国立科学博物館 筑波実験植物園
協力
(有)エイチ・ツー、TCA東京ECO動物海洋専門学校、富山県中央植物園、魚津水族館、羽生市ムジナモ保存会、(株)エムピージェー、千葉県水産総合研究センター、リンテック株式会社 ほか

アクセス

独立行政法人国立科学博物館 筑波実験植物園

所在地
茨城県つくば市天久保4-1-1
お問合せ
(代表)
029-851-5159
(FAX)
029-853-8998

筑波実験植物園 アクセスマップ

チラシ

水草展2021

水草展2021の様子はこちら