日本列島は、世界でも有数の生物多様性をほこる地域である一方で、現在では多くの種が絶滅に瀕しているという危機にもあります。絶滅危惧生物展 では、筑波実験植物園のリビングコレクションを始めとした動植物の標本資料の展示によって絶滅の恐れのある日本在来生物の現状を示します。また標本資料が実際の種の保全や多様性研究にどのような貢献をしているかをご紹介いたします。
筑波実験植物園が保有する約7000種の維管束植物リビングコレクションの中から、日本に自生する約150種の絶滅危惧種および希少種を展示し、日本の生物多様性に迫る脅威について解説します。また、筑波実験植物園の研究員の研究テーマとつながりの深い絶滅危惧植物について、研究員ならではのエピソードとともに深掘りします。
開催場所 | 多目的温室 |
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2021年12月14日から2022年2月27日まで、国立科学博物館上野本館で開催された企画展「発見!日本の生物多様性 ~標本から読み解く、未来への光~」を再編集し、主に絶滅危惧種にスポットを当てた展示をいたします。
また、国立科学博物館の、生物多様性を守る活動の一端も紹介いたします。
※ 企画展「発見!日本の生物多様性 ~標本から読み解く、未来への光~」は、令和3年度日本博主催・共催型プロジェクトの一環として開催いたしました。
開催場所 | 研修展示館 |
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クイズに答えながら、園内にある絶滅危惧植物種を巡り、観察できます。
参加者には記念品をプレゼントいたします。どなたでもご参加いただけます。
期間 | 2022年4月23日(土)~5月8日(日) |
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開園時間 | 4月28日まで 9:00 ~ 16:30 ※入園は16:00まで 4月29日から 9:00 ~ 17:00 ※入園は16:30まで |
休園日 | 5月2日(月) |
開催場所 | 国立科学博物館 筑波実験植物園 |
入園料 | 一般 : 320円 高校生以下・65歳以上 : 無料 団体:250円(20名以上) リピーターズパス : 年会費1500円 みどりのパス:年会費900円 障害者手帳をお持ちの方及びその介護者1名無料 |
無料入園日 | 4月24日(日)、5月4日(水・祝) |
主催 | 国立科学博物館 筑波実験植物園 |
※会期を5月8日(日)まで延長します。 ただし、生植物もあるため、展示の一部には5月1日(日)までしかご覧になれないものもあります。 |
筑波実験植物園にて開催されている「絶滅危惧生物展2022-日本の生物多様性の過去、現在、未来」の展示を紹介します。
花とその花粉を運ぶ昆虫(送粉者)の関係は「うるわしい助け合い」の関係ばかりではなく、極端な例として昆虫を一方的に搾取する「だます花」が少なからず存在します。日本の、そして世界各地の昆虫をだます花の興味深い生態と進化の不思議について紹介します。
日時 | 4月30日(土)13:30~15:00 |
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講師 | 奥山 雄大 (国立科学博物館 筑波実験植物園) |
開催場所 | 研修展示館3階 セミナー室 |
対象 | 高校生以上 |
定員 | 28名(先着順) |
申込方法 | 開催日の1ヶ月前から電話予約 TEL: 029-851-515 |
絶滅危惧生物展の展示の見どころや裏話を、実際の展示をご覧いただきながら解説いたします。
日時 | ① 4月24日(日) 13:00-14:00 ② 4月26日(火) 13:00-14:00 ③ 4月28日(木) 13:00-14:00 |
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講師 | 奥山 雄大 (国立科学博物館 筑波実験植物園) |
費用 | 無料 |
集合場所 | 研修展示館前 |
対象 | 小学校高学年以上 |
定員 | 各回10~15名程度 |
参加方法 | 当日先着順 ※事前予約は不要です。当日、研修展示館前にお集まりください。 |
独立行政法人国立科学博物館 筑波実験植物園
所在地 | 茨城県つくば市天久保4-1-1 |
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お問合せ | (代表)029-851-5159 (FAX)029-853-8998 |