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イベント詳細

ランの多様性と保全の日
プログラム名 [プログラム前半]
ランの多様性調査・保全入門講座 「野外で種子発芽を調べる」

※定員に達した為、受付終了とさせて頂きます

日時 2012年 3月17日(土) 10:00~12:00
場所 国立科学博物館筑波実験植物園 研修展示館と園内
スケジュール
10:00-10:30

お話 「自生地播種のすすめ」

日本女子大学理学部 辻田有紀

10:30-12:00

実習 「実際にタネを播いてみよう」

国立科学博物館筑波実験植物園 野村尚史

対象 学生(高校生以上)、市民、保全に関わる技術者
参加費 無料(入園料のみ)
定員 20名
申込方法

電話またはFAX(下記リンクより用紙をダウンロードしてください。FAX番号は用紙に記載されています。)

TEL : 029-851-5159

FAX : 申込用紙ダウンロード(PDF)

※定員に達した為、締め切りとさせて頂きます

 自生地播種は、植物の野生復帰のもっとも有力な手法として期待されています。2010年から環境省も絶滅危惧植物の野生復帰モデル事業として、自生地播種を実施しているところです。種子発芽時の菌共生が不可欠なラン科は、自生地播種の効果がもっとも期待される植物のひとつで、この手法を推進するフラッグシップとしての役割が期待されます。しかし事例が少ないため、知見と技術の蓄積が十分とはいえません。午前中の入門講座では、生物多様性保全に関心をもつ学生、市民、技術者が、自生地播種に必要な知識と技術を習得できる内容とします。午後のワークショップでは、ランの保全や研究において自生地播種を利用してできる事柄を明らかにするとともに、技術の改良をめざします。

ランの多様性と保全の日
プログラム名 [プログラム後半]
ワークショップ「自生地播種によるランの保全と研究」
日時 2012年 3月17日(土) 13:00~16:10
場所 国立科学博物館筑波実験植物園 研修展示館
スケジュール
13:00-13:10

「なぜ自生地播種か」

国立科学博物館筑波実験植物園 遊川知久

13:10-13:30

「ランの種子発芽の特性」

秋田県立大学生物資源科学部 三吉一光

13:30-13:50

「土壌での菌根菌の分布・生態」

信州大学農学部 山田明義

13:50-14:10

「レブンアツモリソウ自生地における菌根菌の分布調査」

北海道大学大学院農学研究院 志村華子

14:10-14:30

「ムカゴサイシンの発芽生態の解明」

国立科学博物館筑波実験植物園 野村尚史

14:30-14:40 休憩
14:40-15:00

「着生種フガクスズムシと地生種クモキリソウの樹上/地上での比較  播種試験」

国立科学博物館筑波実験植物園 堤千絵

15:00-15:20

「菌寄生種の生活史解明への利用」

鹿児島大学農学部 馬田英隆

15:20-15:40

「野外播種によるキンランの自生地復元技術の検討―埋設場所、深さおよび支持資材について」

玉川大学農学部 山崎旬

15:40-16:10

「意見交換とまとめ」

日本女子大学理学部 辻田有紀

対象 学生(高校生以上)、市民、保全に関わる技術者、研究者
オーガナイザー 遊川知久 辻田有紀 野村尚史
参加費 無料(入園料のみ)
定員 50名
申込方法

電話またはFAX(下記リンクより用紙をダウンロードしてください。FAX番号は用紙に記載されています。)

TEL : 029-851-5159

FAX : 申込用紙ダウンロード(PDF)

※申し込みは先着順とし、定員になり次第締め切りとさせて頂きます

 自生地播種は、植物の野生復帰のもっとも有力な手法として期待されています。2010年から環境省も絶滅危惧植物の野生復帰モデル事業として、自生地播種を実施しているところです。種子発芽時の菌共生が不可欠なラン科は、自生地播種の効果がもっとも期待される植物のひとつで、この手法を推進するフラッグシップとしての役割が期待されます。しかし事例が少ないため、知見と技術の蓄積が十分とはいえません。午前中の入門講座では、生物多様性保全に関心をもつ学生、市民、技術者が、自生地播種に必要な知識と技術を習得できる内容とします。午後のワークショップでは、ランの保全や研究において自生地播種を利用してできる事柄を明らかにするとともに、技術の改良をめざします。

ランの多様性と保全の日
日時 2012年 3月18日 (日) 10:30~12:30
場所 国立科学博物館筑波実験植物園 研修展示館講義室(3階)
スケジュール
10:30-11:10

「八丈島のランと自然」

八丈ビジターセンター 菊池 健

11:10-11:40

「香る世界遺産・ニオイエビネの復活」

秋田県立大学生物資源科学部 三吉一光

11:50-12:30

「なぜランの香りは多様か?」

国立科学博物館筑波実験植物園 奥山雄大

参加費 無料(入園料のみ)
申込方法 予約は必要ありません

 今年のつくば蘭展の企画展示をもっと深く知ることのできるお話をラインナップしました。初めてランに興味を持たれた方から専門家まで、生きものとしてのランのおもしろさを感じていただけるプログラムです。