チンゲンサイ(青梗菜)
Brassica rapa var. chinensis
アブラナ科
コマツナ、ハクサイ、キャベツ、カリフラワーの仲間(アブラナ科アブラナ属)。コマツナ、ハクサイとともに1つの種に含められ、変種として区別されます。アブラナ科の特長である十字形につく4枚の花弁とがく片、6本おしべ(うち4本は長い)、1つのめしべをもちます。
原産地は地中海沿岸で、日本には中国を経由して、日中国交回復の頃(1972年頃)に導入されました(中国読みはチンコンツァイ)。
50日ほどで収穫できること、低温に強いことから、日本では年を通して栽培することができます。葉柄は歯切れがよく、あくはありません。葉は柔らかく、葉柄部分は歯切れのある食感。油に通すと、色合いよく仕上がり、煮くずれしにくい。ビタミンA・B、ベータカロチンなどを豊富に含みます。