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絶滅危惧植物

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絶滅危惧植物とは

その言葉どおり、絶滅が危惧される植物を示します。全国レベルの絶滅危惧植物は環境省から、各地域の絶滅危惧植物は都道府県や市町村からそれぞれ公表されています。この絶滅危惧植物をリストにまとめたものをレッドデータリストといいます。

絶滅危惧植物はその程度によって下のカテゴリーに分けられます。狭義の絶滅危惧植物というのはこの7つのカテゴリーのうちの絶滅危惧IA類、IB類、II類をさします。

絶滅危惧種カテゴリーと定義
カテゴリー 定義
絶滅 (EX) 我が国ではすでに絶滅したと考えられる種
野生絶滅 (EW) 飼育・栽培下でのみ存続している種
絶滅危惧IA類 (CR) ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種
絶滅危惧IB類 (EN) IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種
絶滅危惧U類 (VU) 絶滅の危険が増大している種
準絶滅危惧(NT) 現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種
情報不足(DD) 評価するだけの情報が不足している種

※ カテゴリーの詳細は環境省 生物多様性情報システムを参照

レッドデータブック


全国版レッドデータブック(環境庁 2000)と各都道府県のレッドデータブック

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