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- 7月29日(火) おすすめの植物園(白馬五竜高山植物園)
- はじめまして。研究員の村井です。
昨年から筑波実験植物園に勤務しています。
標高の高い地域に根付いている「高山植物」の研究をしています。
どうぞよろしくお願いします。
先日、日本植物園協会の技術者講習会に参加するため、長野県の白馬村にある「白馬五竜高山植物園」に行ってきました。
冬は白馬五竜スキー場のゲレンデなのですが(写真の右奥にぼんやり見えているのはスキーリフトです)、夏には日本の高山植物をはじめとして、ヒマラヤやヨーロッパアルプスの植物たちとも出会える植物園になっています。
標高1500メートル付近にあるため気候が冷涼で、暑さが苦手な高山植物たちもすくすく育っていました。標高25メートル程度の高温多湿のつくばで高山植物を育てている私にとっては、天国のような場所です(笑)
「ヒマラヤの青いケシ」として有名なメコノプシスが、スカイブルーの花を咲かせ、「高山植物の女王」と呼ばれるコマクサが一面に広がる園路もあり、とても見ごたえがありました。
植物のお手入れもしっかりされており、さらに園内の様々な場所に、手書きの解説コメント(可愛いイラスト入り)などもあり、とても工夫されていました。
皆さん、是非遊びに行ってみてください!
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- 7月28日(月) 植物園で昆虫を探そう
- こんにちは。研究員の奥山です。
植物園は、ものすごくたくさんの種類の植物が育っているため、
植物の上で暮らす昆虫も豊富です。
写真のイモムシはミヤマカラスアゲハの幼虫。つくば市内ではなかなか見られない少し珍しい昆虫ですが、植物園では毎年キハダの葉の上で見つけることが出来ます。
植物園で見つかるこのような昆虫も、29日からの植物園フェスタで展示しますのでお楽しみに!
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- 7月24日(木) キキョウの話
- こんにちは。研究員の國府方です。
いま、絶滅危惧植物コーナーでキキョウが満開です。
このキキョウ、むかしから日本人に愛されてきた植物の一つで
秋の七草としても有名です。
また、根にはサポニンを含み、
薬草としても利用される有用植物です。
ちなみにこのキキョウ、本能寺の変で有名な武将、明智光秀の家紋であったことをご存じでしょうか?
その他、絶滅危惧植物コーナーではヒュウガタイゲキ、
カノコユリ、ホソバオグルマなど美しく、
迫力のある花が咲いています。
是非、ご覧になって下さい。
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- 7月23日(水) この夏初のカブトムシ
- こんにちは。研究員の奥山です。
いよいよ夏真っ盛り
今日からは「植物園の夏休み」もはじまります。
そして植物園では夏の風物詩、カブトムシが現れ始めました。
このオスは先週はじめて羽化してきたオスです。
ほれぼれするほど立派なツノですね。
29日からは植物園で生まれ育った
カブトムシに触れられるコーナー、「カブトムシハウス」も
始まります。お楽しみに!
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- 7月22日(火) 新作
- こんにちは。事務の松本です。
2014年のお正月に、新春「「レモンなっしー」」を送ってくれた
温室のしみずさんより、みなさまへ
夏のご挨拶ギフトです♥
「おとぼけナス次郎」
生命を支える多様性区「野菜コーナー」には
夏野菜が30種類以上。みなさまの創作活動のきっかけに、
ぜひぜひお立ち寄りください。
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- 7月19日(土) 観察!ピナンガヤシA
- こんにちは。事務の松本です。
昨日、見るの忘れてしまいました。
今日見に行ったら、花は落ち、茶色になっています!
早い早い!
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- 7月18日(金) 20日まで秋葉原駅構内で展示中!
- こんにちは。事務の松本です。
20日まで秋葉原駅構内で植物園のPR展示をしています。
期間中ブースでご案内をしてくださる係の皆様
お二人に言うと、チラシなどもらえますので
お立ち寄りの際はぜひ!
7/23から始まる、「「植物園の夏休み」」期間中の
8/13-17には、展示にあるような「アクアリウム」づくりのワークショップも開催します。
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- 7月17日(木) 観察!ピナンガヤシ@
- こんにちは。事務の松本です。
温室のしみずさんが、前に、なんて言っていたか
正確には思い出せないけれど、「おもしろいよー」と
話していた「ピナンガヤシ」
とにかく、成長が目にみえておもしろく
花が咲いたと思ったら、ぶわっと実ができている、
そんな印象だそう。
いつも、実のときしか見られずにいたのですが
ついに!今日、花を見ました。
ここからどうなるか、追いかけてみます。
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- 7月15日(火) シマウマの皮
- こんにちは。事務の松本です。
植物園事務担当のいる管理棟という建物の周りには
動物研究部、地学研究部、理工学研究部、人類研究部、植物研究部、と5つの研究部門が集まっています。
そういうわけで・・・
「いま、シマウマの皮をなめしているのよー」
というお誘いを受けて、のぞいてきました。
シマウマのシマは、皮だけについているのですって!
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- 7月14日(月) ヒスイカズラの果実
- こんにちは。事務の松本です。
みなさんー!ご覧になりました?見て見て!
熱帯雨林温室二階、ヒスイカズラコーナーにて
果実の中身公開中です。
近くには、まだ緑色の果実もいくつか。
これも、それも、温室スタッフによる人工授粉成功の結果です〜
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- 7月12日(土) ショクダイオオコンニャクの果実
- こんにちは。事務の松本です。
インドネシアで長期間調査をしていた、名誉研究員の
八田洋章先生からの贈り物写真です。
インドネシアのチボタス植物園で撮影したという
ショクダイオオコンニャクの果実だそうです!
赤い粒粒たち…果実も存在感があります。
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- 7月11日(金) 植物標本
- こんにちは。事務の松本です。
植物園は開園して31年目ですが、国立科学博物館の植物研究は約130年の歴史があります。
いつどこでどんな植物を採集したか、の証拠となる標本が、寄贈されたものも含めて120万以上保管されています。
「すいか」の押し葉標本がある、という話を聞いたのが機で
今日は、植物標本庫の見学に行きました。
(案内人は、標本制作から整理まで広く担当するはまさきさん。何がどこにあるか、スイスイ見つける様子にまず感動)
最新の分類体系APG分類Vに沿って、並べられているそうです。
「分類すること」と「標本づくり」は植物研究の基本。
今年の夏休みは、「植物研究入門講座」とし、
『植物図鑑をつくろう』と『押し葉標本をつくろう』を開催します。詳しくはHPをご確認ください。
そうそう、すいかの標本は、
本当に、紙の上に輪切りの乾燥したすいかが貼ってありました。
びっくり!!!な光景でした
これに限らず、驚くことがたくさんあったので、
また今度、書きます。
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- 7月8日(火) 夏休みの準備!
- こんにちは。事務の松本です。
園内をハイスピードで歩く奥山先生
「夏休みクイズラリー」の問題を作っているところだそう
奥山先生の作る問題は、すんなりとは解けないのが
おもしろいです。よーく植物を見ないと全問正解できません!
クイズラリーはpart1(7/23-8/10)とpart2(8/12-8/31)があり、
期間中、問題と全問正解者の景品が変わります。
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- 7月7日(月) おつかれさまです
- こんにちは。事務の松本です。
7月7日15時前に、
ショクダイオオコンニャクの付属体が倒れました。
木曜日に咲いて、取材を受け
金曜に、TV、新聞全国の注目を集めて
土・日を迎え、満員御礼!
そして、月曜日の午後に倒れるという…
もーーー見事なまでの、この、ショクダイオオコンニャクの心遣い
写真は大スターのかけら。
中は赤いのです。
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- 7月6日(日) ショクダイオオコンニャク2(7/6)
- こんにちは。事務の松本です。
こちらは、お客様通路の反対側。
表面からはわからないですが、
付属体に亀裂が入り始めました。
倒れる前の姿は、あと少し!
明日7日は9:00-16:30まで臨時開園します。
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- 7月6日(日) ショクダイオオコンニャク1(7/6)
- こんにちは。事務の松本です。
本日のショクダイオオコンニャクの姿です。
ショクダイオオコンニャクが見えてくると
立ち止まるお客様が
多くいらっしゃいますが、コンニャクの正面は
鉢を通り過ぎてから、振り返ると見えます!
(写真のような姿)
立ち止まらずにお進みください〜
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- 7月6日(日) つくば駅から臨時バス運行します
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ショクダイオオコンニャクをご見学の皆様へ
つくば駅(つくばセンターバスターミナル)からの
7/6(日)臨時バス運行のお知らせです。
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つくばセンター
5番乗り場より「テクノパーク大穂」行または「臨時バス」に乗車
『筑波実験植物園前』下車、徒歩2分です。
8:10、8:30
9:10、9:35、9:50
10:40、10:55
11:30
12:50
13:20、13:40
14:30
15:20
16:10、16:25
17:00
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- 7月5日(土) ショクダイオオコンニャク(7/5)
- こんにちは。事務の松本です。
本日のショクダイオオコンニャクの姿です。
朝7:00過ぎくらい、温室にを歩いていたら
「ショクダイオオコンニャクのにおいのかたまり」に遭遇。
だいぶ薄まりましたが
「かたまり」に当たればまだ、においを体感できます。
朝8:30で通常の駐車場は満車に。ご来園ありがとうございます。
駐車場に入るのに並ぶ可能性が高いです。
公共交通機関をご利用されますと、早く入園できますので
おすすめです。
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- 7月4日(金) ショクダイオオコンニャク雌花
- こんにちは。事務の松本です。
4日夜、ショクダイオオコンニャクの花粉を採集するための
準備をしました。
「3日に開花した」とお知らせした時は
仏炎苞の中では「雌花」が咲いていました。
だんだん閉じてきた、ように見えるのですが
中では、雄花がこれから咲くのです〜
はがして中を見たいところですが、
貴重な一株…コンニャクに小窓を開けて観察です。
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- 7月3日(木) 開花の前兆??!
- こんにちは。事務の松本です。
2日の夜の話。
温室の鈴木さんから
「なんか、コンニャクから熱が出ている気がする」と
ショクダイオオコンニャクを見に温室へ。
手をかざす、鈴木さんと遊川先生。
気のせいのようなそうじゃないような…
という話をしながら、この時点でまさか、翌日咲くとは
思っていなかったのでした。
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ショクダイオオコンニャク開花のため
7/4(金)、5(土)、6(日)は
8:30〜18:30(18:00まで入園)延長開園します。
7/7(月)は臨時開園し、9:00〜16:30まで
公開します。
コンニャク日記も引き続きごらんください!
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- 7月2日(水) 体感!コンニャクイモ
- こんにちは。事務の松本です。
巨大なショクダイオオコンニャクのコンニャクイモは
どのくらい重いのでしょうか?!
屋外班の皆様が、約70kgのコンニャクイモ体験展示を
作ってくれました。
材料は園内の廃材、木の枝を使った持ち手が素敵。
右は、2年前に展示された32kgのコンニャクイモ体験展示です。
コンニャクイモ2014、ものすごい重いです…
腰への大打撃が予想されます。
皆様、決して無理しないでください〜
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- 7月1日(火) 小さい花もどうぞ
- こんにちは。研究員の田中です。
「咲きましたー!」
ってコンニャクではありませんよ。
こちらはもうちょっと待って下さいね。
活気づく温室を横目に圃場に向い、
先日の沖縄調査で採集した海の水草、
7種類の様子を確認していると、
ウミヒルモに花が
しかも雄花が!咲いているではありませんか。
花からほわっと出ているのは花粉です。
雌花は何度も見ていましたが、
雄花との対面は実は初めてです!・・感動。
この開花は、自生地のつぼみが開いただけなので
まだまだですが、昨年の雌花開花に続いて、なんとか水槽内で
本当の意味で雄と雌の花を咲かせて
タネをつけたいと思います。
栽培の難しい水草を栽培することに
挑戦し始めてから数年が経ちました。
バイカモの栽培が可能となって「水草展2013」を開催しました。
来年の「水草展2015」では、
現在力を入れている「海の水草(海草)」をテーマにします。
海藻とは違いますよ、海の「水草」ですよ!
徐々に栽培条件がわかってきました。
もっと詳しく書きたいところですが、
少しずつお知らせしようと思います。
乞うご期待!乞うご期待!
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