植物名 |
ムクロジ(ムクロ) |
||
---|---|---|---|
学 名 |
Sapindus mukorossi Gaertn. |
||
科 名 |
ムクロジ Sapindaceae |
||
園内の花 |
|
||
解 説 |
落葉高木。 無毛。葉に柄がある。径4-5mmの黄緑色の花を20-30cmの短い毛のある円錐花序にたくさんつける。萼裂片、花弁は4-5個。果実は球形。樹皮は白く、なめらか。 |
||
研究者ノート |
夏に枝先に淡緑色の小さな花を円錐状につけ、果実は晩秋に径2センチほどになり、中に黒い種子が1個あります。種子は羽子板の羽の錘や数珠に使われ、また、食用にもなります。果皮にはサポニンを含み、石鹸の代用になります。学名Sapindusはsapoとindicusの2語からなり「インドの石鹸」を意味します。(小西達夫) |
||
自然分布 |
本州(新潟・茨城以西)・四国・九州・琉球・小笠原、東アジア・東南アジア・南アジア |
||
絶滅危惧ランク |
|
||
日本固有 |
- | 筑波山分布 |
- |
利 用 |
種子は羽根つきの羽根の球に使い、果実の皮は昔、洗濯用の石けんとして用いた。 |
||
名前の由来 |
種子が黒いことから、実黒地(みくろじ)が変化してムクロジとなった。 |
||
園内区画 |
|
||
「おすすめ」 |
17 |