植物名 |
ハウチワカエデ(メイゲツカエデ, アカバナハウチワカエデ) |
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学 名 |
Acer japonicum Thunb. |
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科 名 |
ムクロジ Sapindaceae |
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旧科名 |
カエデ ACERACEAE |
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園内の花 |
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解 説 |
低山帯にはえる、高さ10-15mの落葉高木。葉は、カエデ類の中では大きく長さ10-13 cmで、9-11裂する。若枝は紅紫色を帯びている。若い葉や柄、花序の柄に白い軟毛がある。若葉と同時に暗紅紫色の花をつける。 |
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現場の目 |
●民家や公園にある個体の葉裏には、毒針を持った黄緑色のイラガの幼虫がよく見られます。この毛虫は別名「電気ムシ」と呼ばれており、刺された瞬間にビリッ!とした強い痛みが走ります。その後10分ほど何かが刺さっているようなイライラした感じが続きます。また、枝の又などに直径1cm程度のまるで鳥の卵のような質感をもった土色の繭がみつかります。(二階堂)●春の新葉、秋の黄葉はハウチワカエデが最も美しい季節です。しかし新葉が展開したとき何やら真っ黒いものが葉全体に付いていることがよくある。正体はアブラムシの集団。新葉が展開する前にカエデの幹を見て、アリがいるようなら薬剤散布をしておきましょう。せっかくの新葉と少し後に花を愛でる気持ちもなくなりますから。(中野好基) |
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自然分布 |
北海道・本州 |
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絶滅危惧ランク |
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日本固有 |
○ | 筑波山分布 |
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利 用 |
庭に栽植される。 |
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名前の由来 |
ウチワカエデは葉が天狗の羽団扇(はうちわ)に似ることから名がついた。また、メイゲツカエデは秋の名月の光で美しい紅葉のおちるのも見られるという意味。 |
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園内区画 |
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