「水草展 2013」開催期間:8月10日(土)~8月25日(日)※12日と19日は休園筑波実験植物園TOPへ10億年前に水中で誕生した植物は5億年前に陸上に進出しました。しかし、その中から再び水中に潜った植物がいます。それが水草です。水草はなぜ水中で生きられるのか?水にゆらぐその姿に秘められた、水中で生活するための驚くべきしくみと数億年に及ぶ進化の歴史を紹介します。
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2013/8/25(日)「水草展2013、本日最終日」

広報担当の松本です。
ついにこの日が来てしまいましたか…最終日です。

行くかどうかずっと迷われていた方、もう一度見ておきたい方、まだ間に合います! 16:30まで入園できます。

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【特別展示】「流れ」に生きる水草

流れに生きる水草

バイカモ(梅花藻)の花「栽培不可能」といわれてきた「バイカモ(梅花藻)」は清流にたなびく白い花をつける美しい水草です。1年程度なら維持できるものの、水槽での長期的な栽培例はありません。

しかし、栽培が難しい植物は生育環境が特殊であるために、絶滅危惧種も多く、植物園での栽培保存の必要性も高いのです。2013年の特別展示は、日本初、水流に漂うバイカモの育成展示に挑みます。

流水中の美しい水草

「流水中の水草」(photo 池田 晶紀)

展示内容

流れの美
美しいアクアリウム湧き水が流れる環境を再現したラウンド型の水槽に、バイカモやミズハコベ、ミクリなど、清流に生きる神秘的な水草たちを展示します。
「流れ」の不思議 
流れに生きる水草流水は水草にとって障害にもなり、生きる助けにもなります。流れがなければ生きられない水草もあれば、流れがあると生きられない水草もいます。生きた水草を見て、さわって、流れと水草の不思議な関係を感じて下さい。

水草は面白い

水草は、水中から陸上へ進出した植物が再び水中に戻った「異端児」です。その暮らしぶりは創意工夫に満ちあふれ、その進化には驚きの歴史が詰まっています。

展示内容

  • 水草はいつ、どのように誕生したのか?
  • 水草はどうして水中でいきられるのか?
  • 水草はどんな花を咲かせて、どのように子孫を残すの?
  • 世界一の水草たち
  • 水草を救うには

美しい水草の世界

アクアリウム展示
日本を代表するプロのレイアウターが、多数の水草水槽を展示します。
奥田 英将(ビオグラフィカ)
志藤 範行(An aquarium)
千田 義洋・轟 元気(アクアフォレスト)
てっちゃん先生(美草)
東城 久幸(アクア環境システムTOJO)
早坂 誠・岡本 祥平・大和 哲也・田中 政亮(エイチ・ツー)
宮澤 雅教(UNDER WATER SPACE)

<水草を表現する>

水草に魅せられたマンガ家と写真家による作品を展示します。

「水草マンガ」
制作過程の全貌紹介
タナカカツキ(マンガ家)
タナカカツキ(マンガ家)
水草の美しさを追った
写真作品・映像作品
池田晶紀(写真家)
池田 晶紀(写真家)

オリジナル水草展グッズ

手ぬぐい
価格 上「水草いろいろ 手ぬぐい」350円
下「梅花藻 手ぬぐい」400円
Tシャツ
価格

「おとな用サイズ(全8色)」1200円
「こども用サイズ(全8色)」980円

トートバッグ
価格 左「クロモ トート」、右「くろちゃん!トート」
生成りとブラックの2種類。 各650円

販売

場所 筑波実験植物園 教育棟
水草水槽初心者も安心!アドバイス付水草販売コーナーです。
(協力:エイチ・ツー)

水草展 バックナンバー

「水草展」概要

日時 8月10日(土)〜8月25日(日)
休園日 12日(月)、19日(月)
開園時間
9:00~17:00
※入園は16:30まで
開催場所 筑波実験植物園
研修展示館、教育棟、中央広場
入園料 一般 : 300円
高校生以下・65歳以上 : 無料
団体 : 200円 (20名以上)
リピーターズパス : 年会費1000円

<展示案内>

水草博士&レイアウターによるガイドツアー

水草展を深く楽しくご案内します。質問歓迎です。

日程 時間
8月10日(土)、15日(木)、18日(日) 14:00~15:00
講師:田中 法生(筑波実験植物園)
   早坂 誠(有限会社エイチ・ツー)

水草を感じる

トークショー

「水草」と共に生きながら、異なる分野で活躍する5人の自由なトーク!

日時 8月11日(日)  14:00~16:00
開場・受付 開場13:15、受付13:30~
場所 筑波実験植物園 研修展示館3F
申し込み 不要、先着50名
出演:池田 晶紀(写真家)、タナカ カツキ(マンガ家)、早坂 誠(水草レイアウター)、田中 法生(水草研究者)、永田 翔(水草保全家)

水草クイズ&ビンゴ大会

どなたでも参加出来ます。
優勝者には早坂 作レイアウト水槽を
プレゼントします!

日時 8月25日(日)  15:00~16:00
場所 筑波実験植物園 中央広場(小雨決行)
申し込み 不要

食虫水草タヌキモにミジンコを食べさせよう(毎日開催)

食虫植物タヌキモの
お食事タイム見学&体験コーナーです。

時間 9:00~11:00、12:00~16:00
会場 筑波実験植物園 研修展示館1F

ワークショップ:自分だけのアクアリウムをつくろう
(毎日開催)

アクアリウムデビューを応援します。
子どもから大人まで楽しめます!

時間 10:00~12:00、13:00~16:00
会場 筑波実験植物園 教育棟
参加費 材料費(容器、水草代)として、
ボトルの大きさにより100円~700円程度
協力:東京コミュニケーションアート専門学校

水草の池で、エビやメダカをつかまえよう(毎日開催)

水草にさわったり、
エビやメダカをつかまえてあそぼう!

※エビとメダカあわせて5匹まで持ち帰りOK!

時間 9:00~16:30
会場 筑波実験植物園 中央広場
参加費 200円(おみやげ付き)
協力:NPO法人アクアキャンプ

開店!水草料理屋台(毎週土・日 開催)

身近な食材にも水草がたくさん。
水草展限定メニューをご用意しています。

会場 筑波実験植物園 中央広場
8/10・11・17・18 「冷やし水草そば」
手打ちそばに4種の水草(れんこん、ヒシ、ジュンサイ、空芯菜)をトッピングした冷たいおそばです。
8/24・25「炭火焼れんこんバーガー」
炭火で焼きあげたジューシーパティと水草れんこんのハンバーガー

セミナー

水草はなぜ水中に進出したのか?

水草の祖先は陸上の植物です。
驚愕の水草進化ヒストリーをお話しします。

日時 8月17日(土)13:30~15:00
場所 筑波実験植物園 研修展示館3階セミナー室
定員 30名
対象 高校生以上
申し込み 電話(029-851-5159)
講師:田中 法生(筑波実験植物園)

<公開講演会>「利根川水系の水草を守る」

日本の水草の約40%が絶滅の危機にあります。
保全の現状と水草の未来を考えます。

日時 8月24日(土) 13:00~14:00(受付12:45~)
場所 筑波実験植物園 総合研究棟8F大会議室
定員 先着100名

講師:小幡 和男(ミュージアムパーク茨城県自然博物館)
   「茨城県の水生植物―レッドリストからの警告―」
   田中 法生(筑波実験植物園)
   「水草の保全―植物園には何ができるのか―」

筑波実験植物園へのアクセス

独立行政法人国立科学博物館 筑波実験植物園
所在地 茨城県つくば市天久保4-1-1
お問合せ (代表) 029-851-5159
(FAX) 029-853-8998