生き物のかたちの芸術性を世に問うたヘッケルは生物学者であり、医者でもありました。 また、最初は画家を目指していました。そんな、ヘッケルが出版したKunstformen der Nature (邦訳『生物の驚異的な形』他)は、その芸術性の高さから、20世紀初頭の芸術家に大きな影響を与え、アール・ヌーヴォー運動のきっかけの一つとなったとされています。この展示ではヘッケルの描いた図と共に元になった生物の標本・写真等を展示し、ヘッケルが生き物をどのように見ていたのか、生き物のかたちの芸術性を見て頂きたいと思います。
日時 | 平成24年12月23日 (日) 9:30~16:00(お昼1時間休憩) |
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材料費 | 350円 (保険料含む) |
講師 | 東京学芸大学 美術分野 准教授 古瀬 政弘 (アシスタント:東京学芸大学 大学院生 神田 春菜) |
お申込み | 往復はがきにて申込み ≫ お申込み詳細はこちら |
ケイソウをモチーフにし、藍染めを使ったおりがみ絞り染めのハンカチを制作します。 布をおりがみのように折りたたんで輪ゴムで括り染め、糸ノコを使って金属板でケイソウの形の型を作り板締染めをします。絞り染めの独特な模様でミクロの不思議な世界を再現しましょう。 最後に作った金属型はクリスマスツリーに飾ります。
日時 | 平成25年1月14日 (月・祝) 14:00~16:00 |
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講演 | 「ヘッケルが愛したいきものたち」 相田 吉昭 (宇都宮大学・農学部) 「小さないきものの形の秘密」 辻 彰洋 (国立科学博物館 植物研究部) |
「ヘッケルが愛したいきものたち」
ヘッケルが最も愛した生き物の一つは放散虫と呼ばれる単細胞の海洋のプランクトンです。相田教授は放散虫の研究者であり、ドイツのヘッケルハウスでの調査なども行ってきています。講演では様々な放散虫について紹介して頂くと共に、ヘッケルの生物学者としての側面、芸術家としての側面について話をして頂きます。
「小さないきものの形の秘密」
水中の小さな生き物は、私たちが想像もつかないような、多様で美しい形をしています。その様な形は、何のために、どのようにして出来ているのでしょうか?様々な水中の微小生物を紹介すると共に、その秘密について紹介します。
日時 | 詳細 | |
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12月23日(日) | 13:00~13:30 | 北山 太樹 (国立科学博物館) ・ 木村 光子 (日本藻類学会) |
1月6日(日) 1月12日(土) 1月13日(日) |
13:00~13:30 | 辻 彰洋 |
<展示内容>
・日常の植物アート
・植物のかたちとアート
・フジマリモ
・筑植写真コンテスト作品展示
・金工とデザイン―植物アート
・きのこアート
・海藻アート
・美しき微細藻類の顕微鏡観察コーナー
など
※めざせ!ベストどんぐりストの二次審査も行います
日時 | 2012年12/22(土)~2013年1/14(月・祝) ※12/28~1/4,1/7は休園 |
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開園時間 | 9:00~16:30 ※入園は30分前まで |
開催場所 | 国立科学博物館 筑波実験植物園 |
入園料 | 一般 : 300円 高校生以下・65歳以上 : 無料 団体 : 200円 (20名以上) リピーターズパス : 年会費1000円 |
備考 | ※めざせ!ベストどんぐりストの二次審査も同時開催しています |